ホルモン療法
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ホルモン療法

M to F


①女性ホルモン(プロギノンデポー、ペラニンデポー、プロゲストンデポーなど)を1~2週ごとに筋肉注射で行います。
※接種間隔には個人差があります。

<期待される効果>
①乳房の増大、②体毛やひげの減少、③肌の女性化(透明化)、④体脂肪分布、骨盤周囲の脂肪分布の変化、⑤頭髪の増加、はげの改善、⑥筋肉の減少、⑦勃起障害 など

<副作用および合併症>
①深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、②肝機能障害、貧血、③頭痛、めまい、④乳頭の過敏症、乳輪色素沈着、⑤乳癌、⑥精巣、前立腺の萎縮、⑦性欲の減退、夜間勃起の減少 ⑧生殖機能の喪失 など

 


スケジュールの都合にて注射が切れてしまう場合には、ストック用としての内服を用います。


ペラニンデポー2A
プレマリン錠(0.625mg)(2-0-2)     140錠 3200円
※ファイザー社の薬剤は医師の処方箋が必要です

※注射と内服の比較
○注射のメリット
 即効性、吸収効率に左右されない、肝の負担が少ない
 1回の注射で内服7~10日分持続効果が得られる

×注射のデメリット
 副作用が出たとき、代謝されるまで待つしかない
 持続期間の個人差が大きく、調節しにくい
 通院治療である

※当院では、ジェル、パッチのご用意はありません

 

F to M

 

男性ホルモン(エナルモンデポー、テストロンデポーなど)を1~2週ごとに筋肉注射で行います。
※接種間隔には個人差があります。

 

<期待される効果>
①月経停止、②男性型体型、乳房萎縮、筋肉肥大、③陰核肥大、④声の低音化、⑤性欲の亢進 など

<副作用および合併症>
①深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、②肝機能障害、多血症、 ③著明な体重増加(血清コレステロールの上昇)、④多毛、色素沈着、皮膚の乾燥、 ⑤座瘡、毛嚢炎、汗腺症、⑥頭髪の減少、⑦生殖機能の喪失 など

 

<ホルモン療法が禁忌>
①妊娠または妊娠している可能性がある場合
②血栓性静脈炎や肺塞栓症およびその既往がある場合
③心臓疾患、腎臓疾患およびその既往がある場合
④肝臓障害のある場合
⑤癌の診断がある場合
⑥抗凝固剤を服用している場合
⑦てんかんのある場合
⑧糖尿病患者、血糖下降剤を服用している場合

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※思春期はアイデンティティーが不安定であり、性に対する自己意識も高くなります。
 これらは一般的な反応であり、必ずしもGIDとは言えず、「性別違和感」と言われます
 (スカート嫌悪、生理嫌悪、乳房嫌悪など)。また同性が好きだといっても、GIDと性志向は別問題です。

※SRS(性別適合手術)や戸籍変更などを行っても、完全な女性になれる訳ではありません。遺伝子的性別は不変(男性:XY)ですし、性器も生まれつきの男性と完全な同一ではありません(特に機能面)。戸籍は変更が可能ですが、記録は残りますし、変更による不都合もゼロではありません。

※日本精神神経学会のガイドラインに従います

 

 

<SRSまでの流れ>

精神科医の外来(2名の精神科医師の診断書)
→身体診察(全身、性器)、染色体検査、ホルモン値検査
→性別変更判定会議
→ホルモン治療、胸部形成、性別適合手術
→性別変更申請

 

 

 

<ホルモン注射の注意>
 
最も注意を要する副作用は、血栓症です。
女性ホルモンを長期投与すると、少し血がドロドロになる傾向があります。
 
 
※女性ホルモンは月経や出産という出血イベントに備えて、血が止まりやすいようにする作用があります。
 女性ホルモンによって、肝臓での凝固因子の産生は増え、抗凝固因子を抑制します。
 
ホルモン療法をしている人が長時間(5~6時間)動かないと、血の流れがゆっくり過ぎて、脚の静脈で血栓(血の塊)が
できてしまうことがあります。
「エコノミークラス症候群」という名前で知られています。長時間、飛行機で座りっぱなしの後に、急に動くと発症します。
血栓が脚の静脈に詰まると下肢静脈塞栓症、肺の静脈に詰まると肺静脈塞栓症といって、救急車を呼ぶ必要がある重篤な状態になります。
 
脱水や長時間の安静(機内や入院、手術など)には注意して、4時間おきにお手洗いに歩くなどの予防を心がけてください。
 
※治療開始して1年以内に発症しやすいです
※手術などやむを得ない場合には、ホルモン治療は2~4週間前に中止いたします。
※塞栓症は長時間の安静で生ずるため、定期健診での発見は難しく、また予防薬などはありません
※加齢、心臓病、喫煙、肥満など、もともと心血管にリスクがある場合にはリスクが高いといえます
 
塞栓症を発症すると、以下の症状が出ます。
 
3+4+
 
■ M to F
<施術内容>
①女性ホルモン(プロギノンデポーなど)を1~2週ごとに筋肉注射で行います。
※接種間隔には個人差があります。
 
<期待される効果>
①乳房の増大、②体毛やひげの減少、③肌の女性化(透明化)、④体脂肪分布、骨盤周囲の脂肪分布の変化、⑤頭髪の増加、はげの改善、⑥筋肉の減少、⑦勃起障害 など
※男性化は女性化に比べて、不可逆的なものが多いです。思春期以降のホルモン治療では、骨っぽさやヒゲ、低い声などを女性化するには限界があります。
 これらに対しては、個別に手術によって女性化を行います(限界はあります)
 
<副作用および合併症>
①深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、②肝機能障害、貧血、③頭痛、めまい、④乳頭の過敏症、乳輪色素沈着、⑤乳癌
⑥精巣、前立腺の萎縮、⑦性欲の減退、夜間勃起の減少、⑧生殖機能の喪失 
その他…気分の変調、脂質代謝変化(HDL↑、LDL↓、中性脂肪↑)、体重増(皮下脂肪)、アレルギー
 
 
■ F to M
<施術内容>
男性ホルモン(エナルモンデポー、テストロンデポーなど)を1~2週ごとに筋肉注射で行います。
※接種間隔には個人差があります。
 
<期待される効果>
①月経停止、②男性型体型、乳房萎縮、筋肉肥大、③陰核肥大、④声の低音化、⑤性欲の亢進 など
 
<副作用および合併症>
①深部静脈血栓症、心不全、心筋梗塞、脳梗塞(脂質、多血)、②肝機能障害、多血症、 ③著明な体重増加(血清コレステロールの上昇)、④多毛、色素沈着、皮膚の乾燥、 ⑤座瘡、毛嚢炎、汗腺症、⑥頭髪の減少、⑦生殖機能の喪失 など
 
その他…気分の変調、脂質代謝変化(HDL↓、LDL↑)、陰核肥大、性欲↑、糖代謝異常、体重増(浮腫み)、肌の男性化(色黒オイリー肌、ニキビ)
    アレルギー、口渇、悪心、嘔吐、脱力、精神高揚、胃腸障害、発疹
 
 
※ホルモン療法が施行できない、あるいは施行時に注意を要する人
 
①妊娠または妊娠している可能性がある場合
②血栓性静脈炎や肺塞栓症およびその既往がある場合
③心臓疾患、腎臓疾患およびその既往がある場合
④肝臓障害のある場合
⑤癌の診断がある場合
⑥抗凝固剤を服用している場合
⑦てんかんのある場合
⑧糖尿病患者、血糖下降剤を服用している場合

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