動脈系
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動脈系

2018年05月04日(金)12:26 PM

●顔面・頭部外表の栄養

A=動脈(artery)、V=静脈(vein)です。
顔面の動脈で覚えるべき動脈は、舌A、顔面A、顎A、浅側頭Aです。
 静脈で覚えるべきは、下顎後V、顔面V、浅側頭V、翼突静脈叢(ソウ)です。

全身の細胞は動脈の枝から栄養(酸素など)を受け取って生きています。老廃物(二酸化炭素など)は静脈の枝にて回収します。
建物に例えると、動脈が上水管、静脈が下水管です。肺は中央上水場、心臓は中央ポンプで、大動脈から末端へ枝を伸ばして、全身をくまなく栄養しています。
頸方向へは総頸Aが内頸Aと外頸Aと分岐し、内頸Aが頭蓋内(脳など)の栄養を、外頸Aが頭蓋外(顎顔面、頭部外表)の栄養を担当しています。

顎顔面とは、消化器・呼吸器系(舌、鼻咽頭)、咀嚼系、感覚系(耳、鼻、舌)、表情筋などを含みます。
動脈と静脈は並走(伴走)することが多いですが、末梢では必ずしも一致しません。静脈は静脈ソウという網状の「下水の貯留池」を持つことがあり、これは動脈とは別ルートで血液を回収して循環しています。

※感覚器の栄養
 眼:眼A←内頸A
 内耳:耳Ah←前下小脳動脈
 鼻腔:蝶口蓋A←外頸A、前篩骨A←内頸A

顔面では、側頭下窩に「翼突筋静脈叢(ソウ)」と、下顎後窩に「下顎後静脈叢(ソウ)」があり、咀嚼運動の際の下顎骨移動の緩衝役をになっています。
※「叢(ソウ)」とは、小集団がより集まった網目構造をいいます。静脈叢、神経叢などがあります。


●外頸Aとその枝

 

 


●顎動脈とその枝

S字クランク型
①下顎部、②翼突筋部、③翼口蓋部

①深耳介、前鼓室、中硬膜、下歯槽
②咬筋、深側頭、翼突筋、頬
③後上歯槽、眼窩下、下行口蓋、翼口蓋、

 


●STAとその枝

耳下腺内で顎aと分岐して終枝となる
→下顎頚と耳介の間で耳下腺を出る
下顎後窩にて顔面横a.を出す
→arch後端にて中側頭a.と頬骨眼窩a.を出す

中側頭a.→深と浅側頭筋膜の間を走行
顔面横a.→ductと並走して咬筋外面に沿って耳下腺を抜ける
そして耳下腺と咬筋を栄養する


●後上歯槽A

顎動脈の枝で、翼口蓋部にて別れる。しばしば、眼窩下動脈と共通管となり、翼口蓋窩に入る。 枝[編集]. 上顎骨粗面にそって進み、多くの枝に分かれる。歯槽管に入り、小臼歯と大臼歯に栄養を提供する枝や上顎洞粘膜に栄養を供給する枝のほか、歯槽突起に向い、歯肉に栄養を提供する枝がある。


●顔面A

 


●頭蓋底を通るA

棘孔→中硬膜A

動脈管→内頸A

 


●鼻部のA

 


●内頸A

海綿静脈洞を通り、蝶形骨前床突起の内側で脳硬膜を貫いた直後に頭蓋内での最初の枝である眼動脈が出る。クモ膜下腔で、後交通動脈と前脈絡叢動脈が出る。その後、2本の太い終枝である前大脳動脈と中大脳動脈とに分枝する。

分岐する枝の数やその大きさのため、上に行くほど細くなる。

子供では外頸動脈より多少大きいが、大人ではほぼ同じ大きさである。総頸動脈からの分岐部では、外頸動脈より裏面で、正中側にある。また、頸動脈三角の中に含まれている。


●眼部のA



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