梅毒患者、東京など首都圏で急増- 千葉と神奈川で昨年報告数を超過
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梅毒患者、東京など首都圏で急増- 千葉と神奈川で昨年報告数を超過

2014年10月24日(金)7:02 PM

梅毒患者の報告数が、東京都や千葉県など首都圏で急増している。千葉と神奈川の両県では、昨年1年間の累計報告数を超過。

埼玉県も昨年と同じ報告数に達したほか、東京都でも過去5年間で最多となった昨年を上回るペースで増えている。報告が大幅に増えた千葉県は、

感染の初期に適切な治療を受けることが大切とし、感染の心配のある人に対し、保健所などで検査を受けることを促している。

今年1月から今月19日までの患者報告数は、東京都で405例、神奈川県で86例、千葉県で60例、埼玉県で37例となっている。

千葉県の昨年1年間の報告数(57例)は例年の約2倍となっていたが、今年はすでに昨年を上回っており、同県は「過去5年間の同時期と比較して届出数が多くなっている」としている。

 同県によると、患者の6割近くが男性。年齢別では60例のうち、20―40歳代が半数超を占めた。病型別では、無症状病原体保有者が35%、早期顕症梅毒2期が33.3%、同1期が15.0%だった。

皮膚や筋肉などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が認められることもある晩期顕症梅毒(11.7%)や、胎児に感染する先天梅毒(5%)の報告もあった。

また、推定感染経路では、異性間の性的接触が30例、同性間が9例あり、不明な性的接触(4例)や母子感染(2例)もあった。

保健所別の報告数は、千葉市が最多の13例で、市川と松戸、柏市、印旛(いずれも6例)でも多かった。

一方、梅毒の患者報告数が全国最多となっている東京都では、2010年を境に増加に転じ、13年は前年比1.4倍の417例を記録。

男性は20歳代から40歳代の増加が目立ち、女性では20歳代が増えているという。

今年に入ってからも報告数の増加傾向が続いており、都は「パートナー同士の感染有無の確認が、まん延防止に必要」と指摘。予防のポイントとして、

不特定多数との性行為や、特に感染力の強い早期顕症梅毒(1期と2期)の感染者との性行為を避けることを挙げている。

梅毒は性交渉時の接触感染が主流で、感染すると2―3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れる。早期に発見して治療を行えば完治するが、

治療しないと症状が段階的に進行し、中枢神経が侵されて死に至ることもある。妊娠している人が梅毒に感染した場合、流産や死産の原因となることもあるという。

東京都豊島区北大塚 かいせいクリニック大塚



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