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2018年07月28日(土)10:16 PM

●模型による顔面の再現 軟部組織の理解には、模型での顔面の成形が有益です。 シミュレーションでは、層構造に従って、骨、軟部組織の順に行うことが大切です。


●顔面欠損に対するエピテーゼと顔面改造

 

悪性腫瘍の切除術後には顔面に欠損が生じる。自家組織にて再建が困難な場合には、「エピテーゼ」という人工物でカモフラージュする(”義顔”)。
エピテーゼは、いわば顔面の一部を「部品」のように取り外しできるので、顔面解剖を理解する助けとなる。

また「身体改造」とはピアスのようにファッション目的などで趣味的に身体を改造するものであるが、軟部組織の解剖の理解の助けとなる。
穿孔(perforartion)は、意図的に欠損を設ける行為であり、顔面腔(鼻腔、口腔)などを透見できる。


●「顔面移植術」と「顔面裂の再建術」

構造を知るためには、「破壊と再建」が重要です。顔面構造を知るには、顔面の破壊と再建術を理解する必要があります。

顔面移植はルフォⅢに類似した骨切り面を利用して、顔面骨とその表層の軟部織をそっくり移し替えます。 鼻腔と口腔は口蓋という仕切り(骨と粘膜から成る)によって区分されていますが、発生過程において、本来、口蓋の前部は裂によって分離されております。 これが骨、軟部織が増生して裂を埋めることによって、中顔面が完成します。

「顔面裂」とは顔面の発生の異常にて、主に中顔面に奇形としての裂が残っている症状をいいます。 その程度は様々で、唇裂だけの軽度のものから、重度の唇顎口蓋裂、あるいは顔面裂までがあります。


●両側 唇口蓋裂に対する軟部織の人中部の形成術(一次手術)


●唇口蓋裂 RED 創外固定


●一側 唇裂、低鼻に対する外鼻形成



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